たばこ税の値上げによって、一時的に喫煙者は減りましたが、最近ではすっかり元に戻ったと言われています。
フランスのパリで開催で開催された欧州心臓学会(ESC)の年次集会で、「喫煙は男性よりも女性の動脈により大きな損傷を与える」という事が、新たな研究によって示されました。
日本では、近年、男性の喫煙者は減少の一途をたどっていますが、女性の喫煙者は増加の一途をたどっています。
仕事で頑張る女性が増えているからなのでしょうか?
今回の研究では、イタリア、ミラノ大学薬理学教授のElena Tremoli氏らが、フィンランド、スウェーデン、オランダ、フランス、イタリアの女性1893人と男性1694人の頸動脈を超音波検査で評価しました。
研究の結果、男女いずれにおいても生涯にわたる喫煙は動脈壁の肥厚(アテローム性動脈硬化症)に関連していたが、女性が受ける影響は男性の2倍以上だったそうです。
また、1日あたりのたばこの本数がアテローム性動脈硬化症の進行に及ぼす影響は、男性よりも女性のほうが5倍以上大きかったとの結果も示されました。
この「喫煙とアテローム性動脈硬化症の関連」は、コレステロール値や肥満、年齢、血圧、社会階級など、その他の危険因子とは独立していたそうです。
Tremoli氏は、「喫煙 が女性の動脈により強い影響を及ぼす理由はまだ不明であるが、喫煙、炎症、アテローム性動脈硬化症の間の複雑な相互作用からいくつかのヒントが得られる可能性がある」と述べています。
但し、今回の研究は学会発表であるため、ピアレビューを受けて医学誌に発表されるまで、データや結論は予備的なものの様ですが、気を付けた方が良いのは間違いないです。
2011年9月20日火曜日
2011年9月8日木曜日
治癒したB型肝炎、新薬治療で劇症化
免疫の抑制効果の高い薬を使う事で、完治していたと思われていたB型肝炎が再発し、劇症肝炎を起こして死亡する例がある事を厚生労働省研究班の調査でわかったそうです。
近年、ガンや膠原病などの自己免疫疾患が増えている事に伴い、強い免疫抑制作用のある医薬品や治療薬を使われる例が多く、こういう事態がいつか起こるのではないかと危惧しておりました。
B型肝炎は、C型肝炎とは違い発症が死に至るケースは多くはないですが、日本では1000万人以上いると言われていて、その中でも100万~130万人が持続感染者(キャリア―)と呼ばれ、キャリア―から生まれた子供にも感染する場合があります。
厚生労働省研究班が2010年度から、全国約100施設で感染歴のある患者235人を調べたところ、リウマチや血液がんなどの治療中に14人(6%)でウイルスが再活性化していた。
B型肝炎は、治ってもウイルスの遺伝子は体内に潜み続け、免疫抑制効果の高い薬による治療をきっかけに再発する例が出てきている様です。
また、厚労省研究班の劇症肝炎の全国調査では、04年から09年にB型肝炎ウイルスの感染歴がある17人が、悪性リンパ腫や白血病、乳がんなどの治療をきっか けに劇症肝炎を発症していた。
これとは別に09年、兵庫県内で感染歴のある70歳代の女性がリウマチの治療後に劇症肝炎を起こしたという報告があり、いず れも通常の劇症肝炎より治療が難しく、全員が死亡しているとの事です。
読売新聞の情報より一部引用。
人間の体を守っているのは、生命に生まれつき備わっている免疫システムです。
免疫システムは、外敵からの攻撃に対抗する為の大切な大切な体の防御システムですが、最近は自分の免疫が自分の体を攻撃するという自己免疫疾患や、ガンなどに免疫を抑制する薬が使われていますが、本当に大丈夫なのかと思っていましたが・・・
免疫を低下させる治療は、当然ながら外敵から身を守る力を低下させますからウィルスや菌などの影響を受けやすくなり、今回の様な事は容易に想定できるとおもうのですが・・・
短期間で自らを変化させる菌やウィルスを攻撃するのではなく、自らの免疫力を維持して、共存する事が必要なのではないでしょうか?
近年、ガンや膠原病などの自己免疫疾患が増えている事に伴い、強い免疫抑制作用のある医薬品や治療薬を使われる例が多く、こういう事態がいつか起こるのではないかと危惧しておりました。
B型肝炎は、C型肝炎とは違い発症が死に至るケースは多くはないですが、日本では1000万人以上いると言われていて、その中でも100万~130万人が持続感染者(キャリア―)と呼ばれ、キャリア―から生まれた子供にも感染する場合があります。
厚生労働省研究班が2010年度から、全国約100施設で感染歴のある患者235人を調べたところ、リウマチや血液がんなどの治療中に14人(6%)でウイルスが再活性化していた。
B型肝炎は、治ってもウイルスの遺伝子は体内に潜み続け、免疫抑制効果の高い薬による治療をきっかけに再発する例が出てきている様です。
また、厚労省研究班の劇症肝炎の全国調査では、04年から09年にB型肝炎ウイルスの感染歴がある17人が、悪性リンパ腫や白血病、乳がんなどの治療をきっか けに劇症肝炎を発症していた。
これとは別に09年、兵庫県内で感染歴のある70歳代の女性がリウマチの治療後に劇症肝炎を起こしたという報告があり、いず れも通常の劇症肝炎より治療が難しく、全員が死亡しているとの事です。
読売新聞の情報より一部引用。
人間の体を守っているのは、生命に生まれつき備わっている免疫システムです。
免疫システムは、外敵からの攻撃に対抗する為の大切な大切な体の防御システムですが、最近は自分の免疫が自分の体を攻撃するという自己免疫疾患や、ガンなどに免疫を抑制する薬が使われていますが、本当に大丈夫なのかと思っていましたが・・・
免疫を低下させる治療は、当然ながら外敵から身を守る力を低下させますからウィルスや菌などの影響を受けやすくなり、今回の様な事は容易に想定できるとおもうのですが・・・
短期間で自らを変化させる菌やウィルスを攻撃するのではなく、自らの免疫力を維持して、共存する事が必要なのではないでしょうか?
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